有田市の矢櫃海岸の動物たちと美しい景色など
ベニ研副館長の南方さんの昔からのフィールドである やびつ海岸 を案内して頂けた実り多いGW連休の一日。てこぎボート2人乗りで 元気よくこぎだし、名勝のひとつ「緑の洞門」鑑賞。その付近の波当たりが強くて海岸から少し離れた離れ岩のヘリに生育する海藻の間で、多分和歌山県では珍しい甲殻類ベラムシの一種を南方さんは最近に採集(専門家に送付済)。日本一長いカメノテも、ここやびつで南方さん採集でご一緒に記録して、この貴重標本はベニ研に展示してあります。
次に、港を超え、逆方向にある砂浜までこぎゆき、ボートを浜にあげてから磯採集。砂浜にはタカラガイ類やイモガイ類も打ちあがっていました。磯では湯浅城の1水槽で藻の掃除役の数種のクボガイ類を採取できました。この水槽にはすでにやびつから採集したキサンゴ類やイガイを南方さんは採集し収容していました。丁度この日は、湯浅城の社長さんたちもその水槽に入れる魚をつりあげ、賑やかにされました。湯浅湾は広大です。夏にはベニクラゲも採集できますように・・・